第7回日本周麻酔期看護医学会学術集会
会 長 後藤 隆久
(横浜市立大学大学院医学研究科・医学部 麻酔科学 教授)
第7回日本周麻酔期看護医学会学術集会
会 長 後藤 隆久
(横浜市立大学大学院医学研究科・医学部 麻酔科学 教授)
このたび、第7回日本周麻酔期看護医学会学術集会を2026年2月15日に横浜市立大学金沢八景キャンパスにて開催させて頂きます。
日本は長年、医師のみが麻酔や周術期管理に当たってきましたが、諸外国では麻酔や周術期管理に専門性を持つ医療専門職(主に看護師)が麻酔科医とチームを組むのがデファクトスタンダードとなっています。日本でもそのような専門人材の増加とともに、チーム医療により質と効率性を同時に確保することが可能になりつつあります。
このチーム医療に関し、我々が社会への説明責任を果たすためには、医師以外の職種が麻酔・周術期管理に携わるために備えるべき能力や知識と、それを得るための教育・訓練の標準化が必要です。麻酔科専門医になるための訓練や試験が標準化されているのと同様です。
そこで、今回の学術集会のテーマは、「周麻酔期の看護に必要な教育と能力とは―社会的責任を果たすために」といたしました。現状では、周麻酔期看護師以外にもNurse Practitionersの方、特定行為研修修了者の方、それぞれの施設で認定された方など、多様な方々が麻酔・周術期管理業務を支えてくださっています。これら多くの方々に本学会に集まっていただき、是非学術集会テーマについて議論していただくとともに、それぞれの施設やお立場で工夫されていることや課題と感じていることなども共有し、学び合い、明日への原動力としていただきたいと思っています。
皆様と直接お目にかかることを楽しみに、本学会に多くの皆様がご参加いただけるよう準備して参ります。皆様のご参加を心よりお待ちしております。